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Lei05 Bluetooth接続「LST-BTAOD502」

Lei05『Bluetooth 送信&受信 トランスミッター LST-BTAOD502』を動作検証 (Part.01)

Lei05の音声の外部出力関係シリーズ。

今回も過去記事からの移植ですが、カーオーディオにBluetooth接続機能があるので、Lei05と無線接続して使えないかという試みです。

 

 

「Lei05」にBluetooth機能を追加する方法

 

別の記事の方でも触れていますが「Lei05」は現在のところ、Bluetoothが利用できません。

なので、本体のみでカーオーディオとBluetooth接続をして音声を再生することは通常できません。

では、どうやってLei05の音声をBluetooth接続してカーオーディオから流すかというと、今回もUSB-OTGケーブルを利用して、『オーディオ+Bluetooth』機能が一体になった、USBデバイスを繋いで、カーオーディオとLei05を間接的に接続してみようという試みです。

果たしてうまくいくのか・・・

 

購入した商品

 

購入したのは 『無線音声アダプタ Bluetooth5.0対応 USBドングル 送信&受信 トランスミッター レシーバー オーディオ転送アダプター 3.5mmジャック LST-BTAOD502」という商品。

 

『Bluetooth 送信&受信 トランスミッター LST-BTAOD502』の特徴

 

『送信(TX)』と『受信(RX)』の両方に対応

本体の側面に『送信(TX)』と『受信(RX)』を切り替えるスイッチが付いているので、状況に応じて機能を簡単に切り替える事が出来ます。

 

USB電源が入ると自動で動く(スイッチ不要)

本体についている、USBオス端子を『シガーソケット⇒USB変換アダプター』などに差し込むと、自動で電源が入る仕組みになっていて、本体の電源を入れる為にスイッチを入れる操作が不要です。

挙動としては、ルマのアクセサリー電源が入ったと同時に、自動で『LST-BTAOD502』の電源が入り、続いてBluetooth接続で、カーオーディオと接続されるのが理想なので、スイッチ不要で電源が入る点は事前に考慮した点です。

 

Bluetooth機能のないパソコンで音楽を送信

通常『Bluetooth 送信 トランスミッター』を利用する場合、音声は別でイヤホンジャックから取り込み、その音声をBluetooth規格に合わせて変換して、送信するタイプの物が多いのですが・・・

この商品に関しては、パソコンで利用する場合、オーディオデバイス(USB-DAC?)として機能するモードが付いている為、イヤホンジャックからの音声の取り込みは不要で、USB端子に接続するだけで音声をBluetooth 経由で送信する事が出来ます。

パソコン以外の機器で使用する場合は、USBは電源のみで、音声はイヤホンジャックに差し込んで取り込む必要があります。

 

商品を開封&確認

 

商品到着時の開封写真です。
本体以外に、説明書と3.5mmのオーディオケーブルが2本ついていました。

LST-BTAOD502 本体と付属品、説明書
LST-BTAOD502 本体と付属品、説明書

 

説明書を見ると、Bloutooth の規格は『5.0』で、対応プロファイルは『A2DP』と『AVRCP(受信のみ)』のようです。

後で説明する予定ですが、この商品は、Bluetooth の下位バージョンの互換性を考慮して作られていないようです。

 

本体の写真(USB端子オス側)

LST-BTAOD502 USB端子
LST-BTAOD502 - USB端子

 

側面に、TX(送信)とRX(受信)の切り替えスイッチがあり、TXにすると赤色のLED、RXにすると青色のLEDが付くようでLEDの色で、動作モードの判別も可能です。

LST-BTAOD502 側面スイッチ
LST-BTAOD502 - 側面スイッチ

 

USB端子の反対側には、イヤホンジャックが2つあり、TXとRXで、使用する方にコードを指しむようです。

LST-BTAOD502 イヤホンジャック
LST-BTAOD502 イヤホンジャック

 

「Macbook Air 2020」と「LST-BTAOD502」を接続

 

Lei05と接続テストする前に、いつものように「Macbook Air 2020」とUSB接続して動作テストしてみます。

Macのイヤホンジャックと、BloutoothオーディオレシーバーのTX端子に差し込んで、スイッチもTXにセット。

Bloutoothスピーカーは、家のテレビで使ってたものでテストしてます。

「LST-BTAOD502」+「Macbook Air 2020」
「LST-BTAOD502」+「Macbook Air 2020」

 

 

スピーカー本体のBloutoothボタンを長押しすることで、簡単につながり、音声が正常に流れています。

その他、Mac本体のサウンドデバイスを見ると、USBのオーディオデバイスとしても認識しているようなので、試しに3.5ステレオミニコード外して動かしてみましたが、これでも使うことができています。

商品説明の記載通り、PCの音声をUSB接続のみでBloutooth接続で送信できるようです。

上手くいけば、Lei05でもUSB接続のみで使用できそうな感じで期待が持てますが、果たして使えるか…。

 

「Lei05」+「LST-BTAOD502」接続テスト

 

最初は、シンプルに「Lei05」と「USB-OTGケーブル」経由で「LST-BTAOD502」を接続テストしてみました。

「Lei05」+「LST-BTAOD502」
「Lei05」+「LST-BTAOD502」

 

結果はというと、Bloutoothオーディオレシーバーとスピーカーの接続はできましたが、音は出ないようでどうも対応してないみたいです。

これでもし動けば、シンプルな接続でカーオーディオと、Bloutooth接続出来たのですが残念・・・

 

「Lei05」+「AG03」+「LST-BTAOD502」で接続テスト

 

次は、Lei05とAG03を接続して、イヤホンジャックから音声を3.5ステレオミプラグで「LST-BTAOD502」に繋いで、Bluetoothスピーカーで再生できるかテスト。

 

「Lei05」+「AG03」+「LST-BTAOD502」
「Lei05」+「AG03」+「LST-BTAOD502」

 

この接続方法だと、ワイヤレス接続で音声の再生が可能でした。

Bluetoothオーディオレシーバー「LST-BTAOD502」単体での使用は無理ですが、USB-DACなどのサウンドデバイスを間に挟むことでワイヤレス化は可能でした。

 

カーオーディオと「LST-BTAOD502」を接続テスト

 

最後に、本来の目的である、カーオーディオと「LST-BTAOD502」を接続テスト。

暗くなって写真を撮ってないのですが、結果はというと、うちのカーナビと、Bluetoothオーディオレシーバーがどうも上手く繋がらないようでした。

クリエイティブのBluetoothスピーカーとは接続できているので、新しいカーナビや、カーオーディオによっては、使用できそうな気はします。

 

 「カーナビ」と「LST-BTAOD502」が繋がらなかった原因

 

Bluetooth 5.0や、Bluetoothのプロファイル「A2DP」「AVRCP」についても調べたり、うちのカーナビの情報を調べましたが、Bluetooth規格はVer2.1+EDRみたいで、下位互換のない5.0レシーバーを使用した事で、動かなかったみたいです。

自分のスマホは、iPhone11で、カーナビとはBluetooth接続できるので、動くかと思ってましたが、甘かったです。

車載用途で使用してるタブレットは、SONY Xperia Z2 Tabletで、Bluetoothは、4.0みたいです。

両方ともカーナビより、Bluetoothの規格が上位ですが、下位互換を考えて作られてる為か、カーナビと無線接続して動作しています。

 

まとめ

 

今回は、残念ながら使用する事が出来なかったのですが、原因は、Bluetooth 5.0など、新しい規格に対応していない古いカーナビを使用してる事。

「LST-BTAOD502」に内蔵されているUSBのオーディオ機能も「Lei05」では利用できないようで、2重に失敗ですね。。

ただ、この件を踏まえて、別の方法でBluetooth接続する方法がわかったので、それは「Part.02」の方で記事にする予定です。

今回の件は、「LST-BTAOD502」が不良品というわけではなく、Lei05や、カーナビ・カーオーディオが対応していなかったという内容なので、誤解されないようご注意ください。

 

この記事は、「Part.02」へ続きます。

Lei05『Bluetooth 送信&受信 トランスミッター LST-BTAOD502』を動作検証 (Part.02)

 

Lei05で、USB-OTGケーブルを使用する方法は、Yupiteruの公式のマニュアルや、Yupiteru公式サイトに記載がなく、推奨されていない方法の為、Lei05に故障のリスクが伴いますので、もし試される場合は自己責任でお願いいたします。

USB-OTGを使用してLei05 が故障した場合、メーカー保証が受けられない恐れもありますのでご注意ください。

『USB-OTG』を使ったLei05のカスタムに関する注意点

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