霧島レイ Lei05の2代前モデルになる、Lei03(or Lei03+)の音が出ない個体の修理をしてみました。
メーカーの保証期間内でしたら無料修理可能ですが、もう保証期限を過ぎて有料修理になると思うので、自分で無料で直してみます。
Lei02に関しては、以下で記事を書いていますのでご参考ください。
故障したLei03の状態
本体は問題なく起動しますが、音が全く出なくなっています。
タッチパネルなどの操作は問題なく、音が出ない以外は問題ありません。
同じような症状になったLei03をお持ちでしたら、自分で直せる可能性があります。
ただ、個人で分解してしまうとメーカーの無料・有料保証が受けられなくなるので、もし分解される場合は自己責任でお願いします。
保証期限内なら無料修理可能
Lei03の発売日は、2016年9月なので、3年の保証期限を過ぎた個体の方が恐らく多く、有料修理になると思いますが、保証期限内なら無料で修理可能です。
株式会社ユピテル(本社:東京都港区、代表取締役社長:安楽憲彦、以下ユピテル)は、オリジナル美少女キャラクター「霧島レイ」…
メーカー修理される場合は、以下のユピテルサポートの方へお問い合わせください。
株式会社ユピテルのお客様サポートページです。製品に関するFAQやお問い合わせ先、製品アップデータ情報やソフトウェアダウン…
Yupiteruのサポートは対応が凄く良いので、もしかしたら期限を過ぎていても無料で修理してもらえるかもしれません。
詳しくは、サポートの方へ問い合わせをしてみてください。
今回は、自分でDIYで修理してみます。
Lei03を分解
音が出ないLei03の修理をするため、本体を開封していきます。
本体を裏返すと右側にネジ穴が2つあるので、精密ドライバーで回すとネジを外す事が出来ます。
精密ドライバーをお持ちでない場合は、100円ショップの工具類のコーナーを探せば多分見つかると思います。
Amazonでも、送料無料で400円ぐらいで購入可能。
前回のLei02の修理の際には、ネジを外すとカバーが外れましたが、Lei03は、上下左右が爪で固定されて簡単に外れない仕様になっています。
手で無理やり空けようとすると壊れそうなので、プラスチックこじ開けツールなどを使うと安全です。
以下の写真のように、カバーの隙間にヘラを差し込んで、少しひねると爪が外れてカバーが開きます。
右側は2つの爪で固定されていて、上下も同じように爪で固定されているので、ヘラを差し込んで同じように開いていきます。
ヘラをお持ちでない場合は、こういうのを1つ持っておくと、車用にも使えるので何かと便利です。
爪が外れたら、カバーを持ち上げて取り外し。
基盤と、側面のカバーがフラットケーブルなどで繋がってはいませんので、爪さえ外せればあとは簡単に外せます。
基盤の接点を掃除
スピーカーと、基盤が接触する接点を見ると、若干汚れが見られるのでここを掃除していきます。
最初は、アルコールで簡単に掃除してみましたが、改善せず音が出ないままでした。
今度は、汚れを落とすために、コンパウンドなどのきめの細かい研磨剤で磨き掃除。
そうするとかなり綺麗になりましたが、これでも音が出なかったので、接点をよく見ると、丸い円状の汚れがうっすらと見えるので、これがなくなるまで、再度入念に磨き掃除。
カバー側についてる、スピーカーの金属のバネ部分もアルコールで簡単に掃除して、バネが短くなり接触不良になってるかもしれませんので、ピンセットで慎重に持ち上げて微調整。
これで再度確認すると、音が出るようになりました。
修理後、動画を撮影してみました。
まとめ
過去のLei02の記事でも、書いたのですが、ユピテルの旧モデルのレーダー探知機は、同じようにスピーカーがバネで固定されているものが多いので、同様の修理方法で直るケースが多いと思います。
ネットで検索すると、同じように修理されてる方が結構見られるのですが、スピーカーをまるごと交換する情報が多いですが、多分、接点清掃で直るケースも多いような気がします。
清掃しても直らない場合は、スピーカー交換が必要かもしれません。